電力網を情報化してコントロールすると言うのがスマートグリッドになりますが、アメリカにおいては経済の再生、環境問題(地球温暖化対策)、国際競争力を強化する事に繋がるエネルギー対策として注目を受けています。ここでアメリカにおけるスマートグリッドの構想を挙げてみましょう。
アメリカが現在使っている電力網インフラ自体はかなり老朽化が進んでいる様で、停電事故が多い事も受けてかなり信頼性が無いと言われています。それゆえに国家安全保障と言う観点から見ても弱いと言う印象になりかねません。電力を強化する理由としても人口が増加傾向にある事、家電が増えて利用者も増えてきている事、それに伴って電力需要が高まっている事等が挙げられます。また電力を火力発電で作っていたと言う事もあり、石炭を利用して作られている火力発電ではCO2の排出が地球温暖化に繋がるのではないかとかなり懸念されているのです。更に、他の国においては電力網を次々と近代化していっている中でアメリカだけが老朽化している電力網を使っていると言う事は、国際競争力においてもかなり希薄になってくるのではないかと懸念されてしまうのです。これはアメリカでは国家的な問題となっている様です。こうした事から、スマートグリッドの様に信頼性が有って、安全で、効率的で、電力を使うだけじゃなくて再生可能エネルギーを利用すると言う活動にも繋がっているのです。こうした構想はアメリカのみに限った話ではありませんが、アメリカではスマートグリッドに対する構想を色々と練っている様です。