世界のスマートグリッドはどうなっているのでしょうか。アメリカを例に挙げてみましょう。近年、米国において停電問題が深刻化しています。どれだけ深刻なのかと言うと、年間事故停電時間と言うのを電気事業連合会で調査しているのですが、そこから公表された物によると、日本では1件あたりの年間事故停電時間が19分なのに対して、米国では97分も停電していると言う現状なのです。これは米国の電力システムによるもので、米国では停電になったとしても当事者から連絡がない限り、事業者側から知る術が無い為に対応が遅れてしまうからだと言います。ですから、電力網の整備や性能を向上させると言う事を急いで対処しなければならないのです。これに伴い、米国のオバマ政権ではスマートグリッドに対して110億円と言う巨額の投資をすると明言したそうです。この資金を受けて送電網の整備事業を大規模にする事が出来ますし、省エネを勧めたり、信頼性を高めたり安定性を高めたりする事が出来ます。そして関連産業の成長を促し、競争力を付けよう
とする策略もあるらしいのです。
アメリカコロラド州のボルダーはスマートグリッドの実証実験としてスマートグリッド・シティが設立されていて色んな実験が行われています。電力会社を中心にして各家庭にスマートメーターを取り付け、データを取り、電力の制御をしたり太陽光発電を導入したりしていく予定だそうです。今後は電力会社だけではなく、様々な分野の企業がスマートグリッドに参入していく予定も有るそうです。