スマートグリッドと言う言葉を聞いた事が有るでしょうか。スマートグリッドは日本語で言うと「次世代送電網」と呼ばれている物で、電力の供給側、需要側の両方から電力の流れを制御して最適化を図ろうとしている送電網の事を指しています。これを行う為に送電網の一部にスマートグリッド専用の機器、動かすソフトウェアが組み込まれているのです。と言う様な定義付けは一応されてはいるのですが、実際には曖昧に定義付けられている様です。スマートグリッドのスマートとは「賢い」と言う意味も有りますが、どの程度賢さを持って行くのかは明確にされてはいない様です。
スマートグリッドが一躍注目を浴びる事になったのは、米国においてグリーン・ニューディール政策をしていますがその柱として打ち出したいとオバマ政権が発表した事に始まりました。従来の送電線を利用した場合、大きい発電所から単純に電力を送っているだけにすぎません。その容量は電力がピークに必要な時を基準として設定されています。それにより電力の無駄遣い、送電線の弱さからくる復旧遅延等が問題視されていました。これを受けて電力を送る拠点を分散して電力を送る側、受ける側の両方を制御して双方から電力をやりとりして行こうと言う送電網が望まれたのです。スマートグリッド化を進めていく事によって様々なメリットが有るのですが、問題ももちろん有る為、今後課題を解決していく様に議論を重ねていかなければならないのかもしれません。